GUPPY回顧録3
こんにちは。ミブロの鈴木です。
前回からの続きになります。
出来上がったGUPPYは、高浮力でバルサの比重も販売されている中で
軽さで上位にランクされるS(木の断面で言うと外側)を使い、キビキビ泳ぐタイプでした。
販売された初代グッピーもこのタイプです。
回顧録1でも書きましたが、グッピーの開発に関しましては、
作ったけど販売までは考えていませんでした。
ただ、迷ピアニスト(中条さん)さんに販売予定のDAY2SHADとダートロールを
テストしていただく為の送る荷物に何と無く忍びこませました。
当時は、名前もなくミノークランクとだけ書いて送ったと思います。
勿論、DAY2もダートロールもかなり使い込んでいただき、
仕様変更も含め有意義なテストをしていただきましたが、
思いの外、気に入っていただけたのが、名もなきルアーGUPPYでした。
DAY2やダートロールでも、60UPを含め多くのバスを釣っていただきましたが、
GUPPYのテストでは、一味違う釣果だったらしいのです。
※写真は、今年2月の写真です。

話を聞くと琵琶湖の湖北エリアで、先行者にノーシンカーの4incワームを投げてもらい、
その後ろからGUPPYで流していく釣りをしたそうなのですが、
1流しで60UPを頭に55UP×2本と1バラシ。先行者は40UP×1本だったそうです。
私は、琵琶湖のことが分からないので、
「琵琶湖って凄いですねー!!」
「流石大物ハンターだなぁ。」
という反応しか出来ませんでしたが・・・。
「タカノリさん。このエリアは、
僕もノーシンカーかスイムジグでしか釣ったことの無いエリアなんですよ。」
「湖北での僕の釣りが変わりますよ!!」
と、言われた時は、ちょっと震えました。
「こんな水流を出すミノー形状のルアーがあったら」
から生まれたルアーに難しい魚が答えてくれた訳ですから、
開発者にとってこれほど嬉しいことはありません。
そうこうして、初代GUPPYが発売されるに至った訳ですが・・・。
次回は、インジェクションモデルをがっつり紹介しますねー。
スポンサーサイト
Posted on 2018/02/20 Tue. 14:44 [edit]
| h o m e |